【就活・転職で差がつく!】日本語教師が今後身につけておくべき5つのスキルと知識

これからの日本語教師に必要なスキル

将来日本語教師になりたいと思っています。

就職活動の際にどのようなスキルを持っていれば、有利になりますか?

今回の記事では、これから主に日本語学校への就職を目指す日本語教師デビュー前の皆さんと、転職を考えている現役日本語教師の方に向けて、持っておくとそれだけで「就活で勝ちやすくなる」スキルをご紹介します。

なお、この記事は、常勤講師を目指す方に最も適した内容になっていますが、非常勤講師でも担任業務や学校行事等に積極的に関わっていきたい人、授業に多く入りたい人にも役に立つと思います。

この記事で分かること

・日本語教師が持っていれば強力な武器になるスキルが分かる!
・これから日本語教師を目指す人が身につけておくべき知識が分かる!

1. オンライン教育・Eラーニング関連のスキル

コロナ禍を経て、日本語教育業界でもオンライン授業のノウハウが浸透しました。

文化庁も異例の41億円の予算を投じ、日本語教育機関のオンライン日本語教育を支援する取り組み(ウィズコロナにおけるオンライン日本語教育実証事業。概要はこちら↓)

を2022年に実施しました。

これらを契機に、日本語学校でもEラーニングやオンライン日本語教育関連の事業を進めるところが増えました。

収益を留学生の学費だけに依存しなくて済むように、今後もこのような事業を拡大していこうと考えているところは多いと思います。

だからこそ、Eラーニングシステムの構築や、日本語学習アプリの開発、外部生や海外の日本語学習者へのオンライン日本語授業の提供などに寄与できる人材は、これから日本語学校の目を引く存在になっていくと思います。

【こんなスキルがあると有利!】
・Eラーニング教材作成
・オンライン授業の予約、提供、受講者管理等のシステム構築
・日本語学習アプリの開発
・ウェブ上での宿題・出席・教材等の管理

2. EJU(日本留学試験)の副科目が教えられるスキルと知識

日本語学校での授業の多くは、言うまでもなく「日本語」の授業です。

ただ、大学進学希望者にとって日本語能力と同じぐらい重要なのが、EJU(日本留学試験)という、日本の高校生でいう大学入学共通テストのような試験の副科目の成績です。

副科目には、理科や数学、総合科目(社会関連科目全般)があるのですが、上位校に合格するためには、EJUでの日本語の点数に加えて、これらの副科目で高得点を取ることも重要な要素になってきます。

にもかかわらず、日本語学校には、この副科目をしっかり教えられる日本語教師はそう多くないです。

日本語教師は圧倒的に文系出身者が多いので、特に理系科目(理科、数学)が教えられる人は少なく、これらが教えられる知識とスキルがあるだけで、進学希望者を多く抱える学校にとっては貴重な人材になることができるでしょう。

理系の大学を卒業した、進学塾で高校生に理系科目を教えていた等の経歴がある人はチャンスです。

【こんなスキルがあると有利!】
・大学入試レベルの理科(物理・化学・生物)や数学が教えられる
・総合科目(大学入試レベルの社会科目全般)が教えられる

3. 入国や在留資格、入管報告関連の知識

飛行機、入国

外国人が日本語学校に入学するためには、当然日本に来なければなりませんが、そのためには在留資格が必要になります(詳しくはこちら↓)。

在留資格の申請は、出入国在留管理庁に日本語学校が行うことがほとんどです。

大きな学校であれば、通常事務局(事務職員)がこの業務を担当し、日本語教師が申請に関わることは少ないです。

ただ、規模の小さい学校だと、日本語教師が事務的な仕事を兼任することも多いのが現状です。

そのため、入国や在留資格申請手続き等に関する知識を持っていれば、この業務に力を添える存在になれるので、人手の足りていない日本語学校には魅力的な人材だと言えます。

入学希望者が多い国の情勢や生活事情、文化や習慣等についての知識があると尚良いです。

また、学習者の入国後も、日本語学校は在籍者の出席状況や退学・帰国状況、卒業後の進路等の情報を定期的に入管に報告する必要があるので、その辺りの知識がある(入管のHPをよく読めばある程度分かる)こともプラスになります。

小規模学校での働き方について詳しくはこちら↓

【こんなスキルがあると有利!】
・外国人の在留資格申請の業務の流れが分かる
・入管への報告や諸手続きに関する知識がある
・諸外国の留学・生活事情等に明るい

4. 語学スキル(通訳・翻訳)

外国語ができることも、就職の際には大いに有利に働きます。

通常、国内の日本語学校では直接法(ほかの言語を介さず、日本語で日本語を教える)が主流となっています。

だから、日本語を教えるのに外国語が必須になっているわけではありません(日本語教師としても、外国語ができることによるメリットは実はたくさんあります。詳しくはこちら↓)。

ただ、3.と同様に、外国語の通訳・翻訳ができる人材も、日本語学校では様々な場面(入学者の迎え、オリエンテーション、重要事項の説明、在留資格申請書類の翻訳等)で必要になるので、このスキルは就職の際に大きな強みになります。

日本語学校入学者の多くはアジア圏出身者なので、英語やフランス語、ドイツ語等欧米圏の言語よりも、中国語や韓国語などができる人の方が重宝されます。

また、最近増えているベトナム、ミャンマー、ネパール、バングラデシュ出身者に対して通訳ができる人はまだまだ少ない(英語が通じない人もたくさんいる)ので、どこの日本語学校の面接でも、これらの国の言葉が使えると、それだけでかなりプラスになると思います。

【こんなスキルがあると有利!】
・外国語の通訳・翻訳ができる
・アジア諸国(特にベトナム、ミャンマー、ネパール、バングラデシュ)の言語が使える

5. PC操作、データ管理、仕事効率化スキル

日本語学校では在籍者の成績・出席・宿題提出の管理や、教材作成等、PC操作を伴う仕事が多くあります。

ただ、このような煩雑な仕事を効率化できるスキルを持っている日本語教師はあまり多くありません。

必要な作業を最小限の時間で終わらせることができるように、PC作業やデータ管理等の効率化を提案したり、実際に導入できるシステムや制度を構築したりできるスキルは、多くの日本語学校で必要とされています。

具体的には

・宿題や課題の採点、出席・成績の入力等の作業が減らせるシステム
・在籍者の各種データが一元管理できるシステム
・データベースからレベルや範囲を指定して自動で練習問題が作成できるシステム

などを構築し、学校全体でそれを使い始められるように流れを作っていける人は強いですね!

【こんなスキルがあると有利!】
・事務作業の時間を短縮する方法が提案できる
・データ管理を効率化するシステムが作れる
・クラウドツールやオンラインツールが使いこなせる

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まとめ

いかがでしたか。

これから次の4月に向けて日本語学校の求人も徐々に増えてくると思います。

すでに上記のような、他の日本語教師が持っていないスキルを身につけている人は、それだけで大きく人事担当者の興味を引くことができるので、ぜひアピールしてみてください。

このほかにも、大学院の研究計画書の指導ができるとか、コスト管理の知識があるとか、広報の仕事の経験があるなど、「日本語+1」の知識やスキルは強みになります。

これから何かスキルを身につけたいと思っている人は、授業スキルや日本語の知識だけにとらわれず、日本語学校や日本語学習者を取り巻く状況に常にアンテナを張りながら、今後必要とされるスキルを見つけて、成功をつかみ取ってください!

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