【オンライン/対面授業で即使える】日本語教師にオススメの本2022【01/活動・会話編】

日本語教師にオススメの本。

授業で便利に使える本や、色々な授業の方法・活動のアイデアが知れる本で、オススメのものはありますか?

早いもので2022年も残り2か月足らずとなりました。

そこで、今週から年末にかけて、主に2021年〜2022年に発売された本をまとめて紹介する記事3つ、出したいと思います。

第1回目の今回は、日本語教師/外国人学習者向けの本の中から、教室活動や会話の授業などにすぐに使えるものを紹介します。

オンラインでも、個人のプライベートレッスン等でも活用できるし、日本語学校や大学等の授業でももちろん役に立つと思います。

2023年に向けて、日本語教師としての知識やスキルを増やしておきたい。
2023年に日本語教師になりたい。そのために準備をしておきたい。

そんなあなたに、自信を持ってお勧めできる本を紹介します。

ぜひ来年に備えて、1冊手に取ってみてください。

こんな人にオススメ
✔️色々な授業のスタイルを知りたい!
✔️会話の授業や練習に使える教材を見つけたい!
✔️個人授業で気軽に使える教材がほしい!
✔️授業での活動のアイデアや教材を増やしたい!
✔️授業準備の時間を短縮したい!

①導入・教案・教材、全部自分で作るなんてイヤだ!

タスクベースで学ぶ日本語 中級1 ― TaskーBased Learning Japanese for College Students|スリーエーネットワーク

身につくってこういうこと、というのを体現してくれている教材です。

総合教材という位置付けではありますが、その名の通りタスク&会話ベースで構成されていて、それに色々付属している感じです。

個人レッスンにも、集団授業にも使えます。

そして何より、補助教材と指導ガイドがめちゃくちゃ充実しているのがこの教材のいいところ。

スリーエーネットワークさんのHPからダウンロードできます。

これがあれば、教案も自作教材も要らないんじゃないか?と思えるぐらいたくさんの補助教材が用意されています。

ちなみに最近、続編の中級2も新しく発売されています。

②「教師」という立場を一旦忘れて考えてみる

「活動型」日本語クラスの実践 –教える・教わる関係からの解放–|スリーエーネットワーク

初級レベルでの「活動型」授業の実践方法について書かれた本です。

第1部には、実際に行われた授業でのやりとりが収録されていて、現場の実例に沿って、活動型授業の方法を学ぶことができます。

第2部では活動型授業の背景、考え方、評価法などが分かりやすく解説されています。

教師⇄学習者という関係にこだわらない授業」という考え方がこの本の好きなところ。

教師は授業の主役ではなく、あくまで学習者が主体となって授業が進んでいくようにしたい、ということは、僕も日頃から意識しています。

巻末には、実際に活動型授業で学習者が作成したレポートや資料などが収録されており、学習者目線からもこの授業方法について考えることができます。

③「日本語を」ではなく「日本語で」学ぶ

日本語×世界の課題を学ぶ 日本語でPEACE[Poverty 中上級]|凡人社

CLIL、または「内容言語統合型学習」と呼ばれる、理科や社会などの科目やテーマと言語学習を組み合わせた学習(指導)方法を実践した本です。

「日本語」自体が学習項目のメインではなく、「日本語で」世界の諸問題を学べるような構成になっているところがポイント。

教師用ガイドもあって、このスタイルは未経験という人でも、スムーズに入っていけるようになっています。

「PEACE」というのは、このシリーズの教材で扱う、「平和な未来に繋がる5つのテーマ」の頭文字を表しています。内容を知りたい方は、ぜひ教材の詳細をチェックしてみてください。

④教室活動アイデア集の決定版!

おたすけタスク初級日本語クラスのための文型別タスク集|くろしお出版

ちょっと古い本ですが、僕が新人の頃、初級の活動のアイデアを吸収するのにめちゃくちゃ役に立った本です。

まだまだ日本語学校では、文型積み上げ型のシラバスを使っているところが多いと思います。

そういうところでは、初級の応用練習や活動は日本語教師が自分で考える必要があり、それには多くの時間が必要です。

そこで役に立つのが、活動のアイデアを文型ごとにまとめてあるこの本。

初級を教えるなら必ず持っておきたい本です。

「いいアイデアが浮かばない…」というときに、助けてくれること請け合いです。

⑤マンガは「食いつき◎+導入不要」の最強教材!

【音声DL付】キャラクターと学ぶ リアル日本語会話~ようこそ前田ハウスへ|アルク

漫画のいいところは、場面設定をする必要がないところです。

絵を見れば場面も相手関係も大体分かります。

そして「漫画」というだけで、学習者の興味も引きやすい。

この本は4コマ漫画でさまざまな場面の「リアルな」日本人の会話の勉強ができます。

面白いところは、全編を通して同じキャラクターが出てくるので、ストーリー性があって入り込みやすいところ。

解説については、 字義通りでは伝わらない、曖昧に暗示されている部分についてもきちんと説明してあり、外国人に理解しにくいところがカバーされているのが◎。

また、会話中の話し手・聞き手の内心が描かれているので、

✔️どんな気持ちのときにこの表現が使えるのか
✔️これを言ったときに相手はどんな気持ちになっているのか

が見えるのもいいところです。

音声はアプリでダウンロードできるので、無駄な持ち物も増えません。

語学の学習でも漫画は強力な教材です。

⑥日本語で自然な「雑談」ができる外国人は意外と少ない

日本語雑談マスター[青]|凡人社

なかなか授業では扱われない、「雑談がうまくなる」ことを主目的に置いた教材です。

慣用句や前置き表現など、カテゴリ毎に分けてあって、 “絵あり・文の量少なめ” で外国人学習者にも読みやすい構成になっています。

例えば「だから言ったじゃん」など、普通の本ではあまり扱わない、でも日常では出現頻度の高い表現が結構掲載されていて、学習者の興味を引く内容になっていると思います。

雑談って、しないと困るわけではないですが、上手くできるとより深い関係性が築けたり、コミュニケーションが円滑になったりしますよね。

その部分を学習者に伝授できる本になっています。

ちなみに続編の「日本語雑談マスター[黄]」もあります。

⑦「雑談」をさらにレベルアップ!

関係作りの日本語会話: 雑談を学ぼう|くろしお出版

こちらも雑談の練習ができる本。

こちらは⑥よりも「雑談スキル」寄りの本で、かなり具体的に、雑談を続けたり広げたりする方法と表現が学べる本です。

音声や英語・中国語・ベトナム語訳付きの語彙リスト、教師用指導書もダウンロードできるので、自習にも授業にも使える良書です。

ある程度話せるようになったけど、ワンパターンな返しや展開しかできない学習者が、日本語で自然な雑談ができるようになるのを目指すにはぴったりの教材です。

この記事での本の紹介は以上です。

第2弾は「日本語研究・仕事効率化編」

こちらも併せて読んでみてください📚

⑧その他おすすめ

そのほかにもオススメの教材を紹介した記事があるので、よかったら読んでみてください。

日本語教師になりたいと思ったら、読んで欲しい本↓

日本語教師になる夢が叶ったら、読んでほしい本↓

授業準備が辛い、説明が上手くいかないと思ったら読んでほしい本↓

ICTを使って、日本語教師として次のレベルに行きたいと思う人に読んでほしい本↓

どれも時代を超えた良書を厳選しています。ぜひチェックしてみてください。

仕事効率化はこちら ↓

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