この記事では、2022年1月〜6月の僕のツイートの中で、フォロワーのみなさんから多くの反応をいただいたものをまとめています。
概ね「いいね」が100を超えたものを収集。
最近フォローしてくださった方や、検索から来てくださった方には有益なツイートが集まっていると思いますので、良ければ見ていってください。
・現役日本語教師が大切にしていることや、授業中・授業準備のポイントが分かる!
※ランキング結果は2022年6月末時点での集計です。
第6位 廃れる旧型日本語教師の考え方
古いタイプの日本語教師がよく言っていたこと、僕も実際に言われたことがある内容をまとめたツイートです。
Twitter上では、こういうことを主張している旧型日本語教師を見かけることは少ないですが、日本語学校にはまだまだ残っています。 このツイートを見た皆さんからも、同じようなことを言われたというコメントや引用RTがたくさんありました。
こちらも同じように、昔の「偽ベテラン」がよく言っていた授業の極意(?)みたいなのをまとめたものです。
どれも「今もこういう人がいる」というツイートは時々見かけます。
はやくこういう人が駆逐されていくように、謎の旧説や理論を押し付けられそうになっても、従わないようにしましょう。
第5位 授業中に聞かれる質問NO.1
授業中に学習者からよく聞かれる質問「AとB(2つの類似文法・言葉)は、何が違いますか?」
への対応方法をまとめたツイートです。
日本語教師になって1〜2年目ぐらいは、私もこの質問が飛んでくるのが怖かったです。
でも、文法や語彙を分析したり、授業で質問に対応したりしていくうちに、学習者が求めているのは、曖昧で抽象的な「意味的な」説明より、「いつ使えるか/使えないか」を明確にルール化した説明だということに気がつきました。
この方法が実践できるようになれば、学習者からの質問を怖く感じることはなくなると思うので、ぜひやってみてください。
文法の教え方のコツはこちら↓
語彙の類義語の見分け方のポイントはこちら↓
第4位 お正月の日本語教育業界、奮起①
ここでは内容のつながりの関係上、第4位と第2位をまとめて紹介します。
第4位↓
第2位↓
正月、三ヶ日に連続でツイートしたものです。どれも多くの方から反応をいただきました。
1年の初めに、今年も日本語教師として活躍されるであろう皆さんに向けて
✔️苦しんでいる人に気づいてほしいこと
✔️自己満足の授業をするだけの教師にならない為のポイント
などをまとめて呟きました。
もう2022年も半分終わったんですねえ。早いなあ…
第3位 学習者のニーズを捉える
「学習者のニーズをしっかり捉えて授業ができる」ことは常に意識しておきたいと思っています。
抽象的なことを長々と説明している日本語教師の人もいますが
そのときの学習者の顔は…😑
ほとんどの学習者は、日本語の勉強がゴールではありません。
「教えたい」気持ちを全面に出すのではなくて、常に学習者目線に立って、
日本語を使えるようになるためには何を教えればいいか
を考えて仕事ができる教師でありたいものです。
学習者のモチベーションの掴み方はこちら↓
効率的で伝わりやすい教え方のポイントはこちら↓
第2位 お正月の日本語教育業界、奮起②
これは第4位のセクションをご覧ください。
番外編
第2位まで紹介しましたが、ここでちょっと番外編としてその他のツイートを紹介します。
「いいね」が100を超えているわけではないけど、よく読まれたツイートや、個人的に記憶に残っているツイートを紹介します。
①留学生の意外な事実!?
日本語教師といえば、多国籍の学習者が揃う教室で、活発な練習やディスカッションをして…
みたいなのを最初は想像する人が多いと思います。
でも、本気で日本語教師になる人には、そうではない現実を知っておいてほしいという気持ちからツイートしたものです。
学校によって様々ですが、留学生でいえばモチベーションが低めの人もザラ、というか半分ぐらいはそんなに熱意あふれる感じではないですよねえ…。
もちろん勉強へのモチベーションがとても高い人もいますし、欧米人の比率が高めの学校もあるので、最初の想像通りの環境で仕事ができることも、ありますよ。
でもそのイメージだけでこの仕事を始めると、ギャップに驚いてしまうと思うので、しっかり現実は理解しておきましょう。
②日本語教師の給料と待遇
給料や待遇についてはよく呟いています。
日本語教師の中には
×学習者のために…という気持ちが先行しすぎて自分を犠牲にしてしまう人
が結構います。それと給料の関係性についてツイートしました。
③授業準備は楽しくやりたい
「授業準備は、自分が楽しいように」
と新人日本語教師の頃に常勤のベテランの先生から言われたことがあります。
その言葉は今も私の心の支えというか、全ての授業準備の基本になっています。
授業準備が辛い…
という人に向けて、あまり前のめりにならないようにするために、意識するべきことを呟きました。
④学習者から出るのはどんな誤用?
これは結構前に書いたこのブログの記事を紹介したツイートです。
学習者の誤用は、誤用辞典や検索ページなども少なくて、多くの例を見たり、出現頻度の高い誤用をまとめて見たりすることはなかなかできないんですよね。
ある程度の経験が必要なところでもあります。
でも、誤用を知り、分析することによって、学習者が間違える理由やプロセス、間違えた時の訂正の仕方、また類似表現の違いも分かるようになります。
この記事はそういう点で多くの方にとって意味のある内容になっていると思います。
元記事はこちら↓
…それでは第1位の発表です。
第1位 サポートサイトの存在価値
映えある第1位は、文法解説・自習用サイトを紹介したツイートです。
これはこの6月の最初に投稿したものですが、多くの方から反応がありました。
僕はGoogleでの例文検索をめちゃくちゃやるのですが、その際にこの「JTest4You」はよく検索上位にいるサイトだったので、もっと知名度が高いかと思いましたが、「初めて知った」という方も結構多かったようです。
実はもう1つ、「J-Gram(ジェイグラム)」という、同じように文法解説と豊富な例文が掲載されているサイトも併用していたのですが、最近はヒットしなくなったので、削除されたのかも…。
こちらの「JTest4You」は、ぜひ末長く残ってほしいですね。
その他の授業準備に役立つ便利なサイトはこちらの記事にまとめてあります↓
まとめ
いかがでしたか。
もちろん、これらのツイートの内容が絶対的に正しいという訳ではありません。
でも、多くの方に共感いただいたということは、日本語教師として覚えておいて損はない内容になっていると思います。
これからも、日本語教師のみなさまや、これから日本語教師を目指す方の役に立つツイートができるように頑張りますので、ぜひフォロー・応援よろしくお願いします。
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