この記事は【Part1】↓の続きです。
日本語教師の仕事は辛い…
という人は多いです。でも、辛いときこそ、日本語教師の仕事の素晴らしいところを思い出してほしいと思います。
この記事では、日本語教師のやりがいになるポイントを紹介します。
明日からの仕事の活力に。
それではいきましょう!
日本語教師のいいところ(1)〜(9)は【Part1】をご覧ください。
(10)仕事をしながら『留学できる』ところ
日本語学校にいれば、外国人同士が様々な言語で話しているのを日常的に聞けます。
授業中は日本語で話すことがほとんどだと思いますが、授業外で外国語を使うチャンスもたくさんあります。
大量に聞く→覚える→即使ってみる
で日常会話程度の語学力は、やる気次第で身につけることができます。
海外の学校なら、当然効果は何倍にもなりますね。
(11)コミュニケーション力がアップするところ
言葉の通じない人と意思疎通するのが日本語教育の直接法授業です。
直接法の場合、簡単な言葉で、難しいことをいかにわかりやすく伝えるかということを考える力が身につきます。
言葉だけでなく、相手との間や強調、身振りなどを使うタイミングやポイントが掴めてきます。
これは日常生活でも大切なことで、活用すれば会話力UPに繋がるスキルです。
(12)学習者の人生を変える力を持っているところ
民間の日本語学校には、センスはあるけどやる気がなくて、適当に進路を決める学習者はたくさんいます。
そういう人のやる気を覚醒させて、レベルの高い大学への合格や一流企業への就職に共に辿り着いたときの達成感は素晴らしいものです。
また、日本語教師との出会いや授業を通して進路を真剣に考え始め、留学当初とは全く違う進路を選ぶ人もいます。
責任もありますが、人の将来に影響を与えることができる仕事だと思います。
(13)日本語について、新たな気づきがたくさんあるところ
『この2つの語彙の違いってこうだったのか』
『この単語、ずっと関西アクセントで話してたわ…』
無意識に話している母語を外国語として扱うことによって、見えてくるものってたくさんあります。
これが楽しい人は日本語教師に向いていると思います。
(14)学習者の「分かった!」
場面設定と状況説明がしっかりできていれば、学習者は教師の説明を聞きながら、ある瞬間、点と点が繋がって、線になります。
『……!わかった!』という顔になって、大きく頷いてくれたとき
こちらの質問に、想定どおりの答えをズバッと言ってくれたとき
この2つの瞬間は気持ちのいいものです。
また頑張ろうって思います。
(15)自分の国の文化や習慣を再認識できるところ
学習者の文化や習慣を知ると、「ああ、日本と違うな。それと比べて日本って○○なんだな」と改めて分かります。
日本の文化の素晴らしさに改めて気づくこともあるし、逆に外国の方がいいと思うこともたくさんあります。
また、普段は意識していない部分について、学習者から「日本って○○ですよね」と指摘されて、初めて気づくこともあります。
(16)帰国した卒業生が、母国で旅行ガイドをしてくれるところ
以前香港に行ったときは、昔日本に留学していたときに日本語を教えていた学習者(今は香港で会社を経営している)が、4日間の滞在中、毎日ホテルまで車で迎えに来てくれて、色んな所へ連れて行ってくれました。(もちろん自発的にですよ…)
多くの国にそういう知り合いができるのは嬉しいことです。
僕の中ではこれはベスト3に入るぐらい好きなところです。
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…いかがでしたか。
これ以外にも日本語教師のいいところって、たくさんあると思います。海外、オンラインなど、働き方によっても変わってくるところですね。
日本語教師の仕事が辛いとき、やめたくなるとき、ときどきある人は多いと思います。
そんなときはこの記事を見て、日本語教師という仕事のいいところを思い出してください。
それでまた頑張ろうと思えたら、この仕事が好きな証拠だと思います。
働き方を変えたりスキルアップ・効率化を図ったりすることによって、改善できる問題はたくさんあるので、現状を変えたいと思っている人は、ぜひアクティブに行動してみてください。
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日本語教師の給料や仕事事情についてもっと知りたい方はこちら↓
仕事効率化について知りたい方はこちら↓
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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