当サイトは、記事内にアフィリエイト広告を含みます。

【仕事効率化!】日本語教師の”仕事に追われる日々から卒業する方法”【Part2】

日本語教師が仕事を効率化する方法のPart2。

授業準備などの仕事に追われて、自分の時間がほとんどありません。

どうすればもっと早く仕事を終わらせることができるでしょうか。

この記事は日本語教師の仕事効率化の方法Part2です。

Part1をまだ読んでいない方は、先にこちらをご覧ください。

「日本語教師の仕事は好きだけど、自分の時間が確保できない…」
「授業は楽しいけど、作業時間に見合った給料がもらえていない…」
「仕事内容がきついから、日本語教師をやめて転職を考えている…」

このような悩みを持つ日本語教師の方に向けて、今回も日本語教師の仕事にかかる時間を短縮する方法を4つ紹介します。

Part1と併せて8つの時短方法を紹介しているので、ぜひこれらを身につけて、自分の時間を確保してください。

この記事を読んで、「まだ日本語教師を続けてみよう」と思ってくれる方がいれば嬉しいです。

こんな人にオススメ!

✔️時間がかかる仕事をもっと早く終わらせる方法が知りたい!
✔️これからも日本語教師を続けるために、仕事を効率化したい!
✔️仕事もプライベートも充実した日本語教師を目指したい!

5. Webサービスを使いこなせ

【1】Googleの各種サービス(Google Classroom、Google Form等)を活用する

こちらはTwitterでもよく話題に上がることが多いので、使っている人もいるかと思いますが、Googleのウェブツール(基本利用は無料)には、出席や宿題の管理、アンケートの実施などを大幅に効率化できるものがたくさんあります。

もしまだ紙のアンケートを配布していたり、宿題の提出を1人ずつチェックしたりしている人がいたら、Googleのオンラインサービスを活用してみてください。

集計や配布等の負担が大きく減らせること間違いなしです。

Microsoftからも同じようなサービスが提供されているので、そちらを使ってもいいと思います。

▼Google Classroom

Classroom Management Tools & Resources - Google for Education
Get started with Google Classroom, a central hub for tools and resources designed to help educators manage classrooms and enrich learning experiences.

【2】オンラインデザインツールを活用する

チラシや配布資料、広告用画像などを作る機会が多い人は、オンラインのデザインツールを利用するのがオススメです。

ウェブ上には(一部機能制限や使用期限等がありますが)基本無料で使えるデザインツールがたくさんあります。

テンプレートが多数用意されていたり、複数人で同時に同じファイルをいじれたりするサービスを使うと、デザイン関連の仕事がかなり効率化できます

授業のロールプレイやタスクなどで使う資料を作る際にも便利です。

以下によく使われているウェブサービスを載せておきます。

▼Figma

Figma: The Collaborative Interface Design Tool
Figma is the leading collaborative design tool for building meaningful products. Seamlessly design, prototype, develop, and collect feedback in a single platfor...

▼Canva

Just a moment...

▼Sketch(Macがメインの人にオススメ)

Sketch
Sketch is the all-in-one platform for digital design — with collaborative design tools, prototyping and developer handoff. Get started for free.

【3】アプリを活用する

例えば名刺管理アプリの「Eight」、複数人でメモやアイデアを共有するのに便利な「Evernote」など、仕事を効率化する様々なアプリが各社からリリースされています。

また、SNSアプリは学習者との連絡や資料の送付などに便利です。

まさか今の時代に学習者との連絡手段が電話とメールだけなんてこと、ないですよね?

まとめ

✔️ウェブサービスやアプリを使って仕事効率を大幅改善!
✔️自分の仕事内容に合ったアプリケーションやサイトを使って、煩雑な作業にかかる時間を短縮しよう!

なお、以下の記事では、授業準備に活用できる便利なウェブサイトをまとめています。

こちらも参考にしてみてください。

6. 隙間時間を有効に使え

仕事が速い人は、隙間時間を有効活用しています。

日本語教師が活用すべき隙間時間には、以下のようなものがあります。

学校で

・通勤中
・学習者が書く作業やペア活動をしている時間
・印刷物ができるのを待っている時間
・授業の休み時間

家で

・ご飯が炊けるのを待っている時間
・家事や育児の間の時間

など…

探してみるといろいろなところに隙間時間が隠れています。

これを有効活用しない手はありません。

特に学校での隙間時間は、うまく活用すれば、作業が終わる時間を早め、早く帰ることに繋がります。

重要なことは、

隙間時間は、頭を使わなくてもできる仕事に使う

ということです。

例えば

・学習者が書く作業をしている間に、宿題の大問1だけ全員分採点しよう
・プリントの印刷が終わるまでに、今日のテストの点数を入力してしまおう
・休み時間の間に、終わったコマの授業報告を書いておこう

のように、短い時間で終わるタスクに隙間時間を充てることで、無理なく時間短縮をすることが可能になります。

5分や10分では終わらないような仕事をこの時間に始めようとすると、中途半端になって結局次回始めるときにまた同じことを繰り返さないといけなくなったり、どこまで進んだか分からなくなったりするので、注意しましょう。

あと、大体どの学校でも、いつも帰るのが早い非常勤講師が何人かいると思います。

同じ作業量(もちろんそうじゃないときもあるけど)なのに終わる時間が違うのは、もちろん経験や知識の差もありますが、こういう先生は隙間時間をうまく活用して採点や後処理作業を進めているからです。

「あの先生、帰るの早いなあ…」という人が同じ職場にいれば、その人にコツを教えてもらうのもいいかもしれません。

まとめ

・隙間時間を有効活用すれば、無駄に過ごす時間が減って作業効率アップ!
・待ち時間や授業と授業の間の時間に小さなタスクを終わらせて、帰る時間を早くしよう!

7. 自分なりの採点・添削術を身につけろ

試験や宿題の採点・添削は、結構多くの時間が必要な作業ですよね。

特に新人の頃は、学習者の書いた答えを〇にすべきか×にすべきか迷うことも多くあるはず。

もちろん、記述式の解答については、ある程度の知識や経験がないと、スムーズに添削を進めるのは難しいと思います。

だから、それ以外の部分(つまり単純な記号や漢字の読み方等を答える問題)で、いかに時間を短縮するかを考えるのが◎です。

そもそも5.で紹介したGoogle Classroomなどのサービスや、有料の自動採点システム等を活用すれば、採点作業に多くの時間を取られることは少なくなります。

でも、たいていの学校では定期試験は紙でやるでしょうし、学校のルール的に紙の宿題や課題の採点を強いられている人も少なくないと思うので、以下に僕がこれまで実践してきた採点術を紹介したいと思います。

【1】問題ごとに採点する

大人数のテストを採点するときは、大問ごとに採点した方が、はるかに効率がいいです。

大問ごとに採点する最大のメリットは、連続で同じ解答を目にするので、ある程度解答が頭に入って、模範解答を確認する回数が減ることです。

もっと言えば、記号問題も5~10問ごと(記憶力に応じて)に区切って採点することで、最初に模範解答を確認して答えを覚えたら、一度も模範解答を見ることなく全員分採点できます。

紙をめくる回数が増えるのはデメリットですが、それを考慮してもこちらの方が速く採点できます。

【2】自分だけの解答の読み方を発明する

例えば

「A・D・B・A・C・C・A・D・C」

というのが解答だったとき、皆さんは一度にどこまで覚えることができますか?

短期記憶が得意な人は、全部覚えられるかもしれませんが、そうじゃない人も多いはず。

そんなときは、この解答を、自分なりの読み方で覚えて採点するのがオススメです。

僕だったら、

「アド(AD)・バック(BAC)・キャド(CAD)・C」

と覚えます。

採点の時は頭の中で「アドバックキャドC、アドバックキャドC…」と唱えながら採点します。

このように自分なりの読み方を作ることで、「エー、ディー、ビー、エー、シー…」と覚えるより、はるかに多くの解答を正確に覚えて、採点を効率化することができます。

野球が好きな人は「BCAD」を「ビシエド」と覚えるとか、何でもいいです。

自分が覚えやすいように読めばいいと思います。

【3】正誤チェックと得点計算は交互にやらない

問1の解答チェック→ 問1の点数計算 → 問2の解答チェック→ 問2の点数計算…

というように、正誤確認と点数計算を交互にやると時間もかかるし、頭も疲れるので正確性も落ちます。解答チェックを全部終わらせてから、点数計算を一気にやるようにしましょう。

【4】全体の出来をざっと見てから、採点方法や合計点の出し方を決める

「〇をつけるか、×をつけるか」

「合計点は[100点から減点]で出すか、[加点の合計]で出すか」

などは、全体の出来を見てから決めるのが効率的です。

これは、例えば

「1人目がよく出来ていたから減点スタイルで点を出そうとしたら、次の人からはみんな成績が悪く、減点部分を計算するのにとても時間がかかった…」

となるのを防ぐためです。

複数人の採点をする際は、全体を一度ざっと見てから、採点方法や合計点の出し方を決めるのが◎です。

ちなみに「〇」も「×」も両方つけるのはとても効率が悪いので今すぐやめましょう。

【5】※番外編※ 採点しやすい問題を作る

これは試験や宿題を作る立場にある人に是非やってほしいのですが、そもそも試験自体を採点しやすいように作っておくことで、のちの採点作業がスムーズに進みます。

例えば

・記号問題の正答の並びを覚えやすいものにする(ABCABCDDDとか)
・選択肢は数字やカタカナではなくアルファベットにする(前述の【2】に通じる)
・記述を減らし記号問題の分量を増やす(これはまあ限界はある)
・学習者からよく出る誤用を模範解答に記載する(漢字など)
・明確な採点基準を設定して事前に説明する

などを作成時からやっておくと、採点する人の作業が快適になります。

まとめ

・採点や添削方法を工夫することによって、作業スピードを高速化!
・効率的な採点方法を色々試して、自分に合った時短採点術を身につけよう!

8. 仕事の環境をレベルアップしろ

【1】身の回りを整理して、過去資料が取り出しやすい環境をつくる

「仕事ができる人はデスクもきれい」とよく言われますが、日本語教師にも当てはまる場合が多いと思います。

・紙の資料はPDF化してクラウド管理する
・データは見やすくフォルダ分けして、不要なファイルは定期的に削除する
・1年以上使っていないもの(資料、文房具など…)は捨てる
・紙じゃないとダメなものはカテゴリやレベルごとにファイル分け・引き出し分けして整理する
・付箋は使わずに電子データ/オンラインのToDoリスト等を活用する

以上のようなことに取り組んで、過去の資料を無駄なく、有効に活用できる環境を作りましょう。

デスクトップにデータを置きすぎないのも地味に大切です(アイコンで埋めつくされてる人いるよね)。

【2】使っている機材をレベルアップする

PC、マウス、キーボード、デスク、いす(結構重要)など、身の回りの機材や家具をより快適なものに変えることで、仕事のスピードや快適さが変わることもあります。

買うだけで仕事が速くなるPC関連機器は、以下の記事にまとめてあるので、読んでみてください。

ただ存在を知らないだけで、実はめちゃくちゃ便利な機材ってたくさんあるんですよね。

もっと早く買っておけば…」と後悔しなくていいように、機材にも常にアンテナを張っておきましょう。YouTubeでおすすめ家電や機材などを紹介する動画を見るのもオススメ(欲しくなる)。

まとめ

・仕事をするデスク周りの環境を整えて、快適さとスピードアップ!
・少しの投資や努力で快適な環境を構築すれば、その日から仕事効率が大きく変わる!

まとめ

いかがでしたか。2回に渡って、日本語教師の仕事効率化の方法を紹介しました。

これ以外にも、時短の方法はたくさんあるので、合うものがなければ調べてみてください(Excelの関数とか使いこなせてない人多いよね)。

また、「この業務の効率化の方法が知りたい!」などのリクエストもお待ちしております。

いずれにしても、大切なのは「今の仕事のやり方が最速なのか?」と常に疑問を持ち続けることです。

それを怠らなければ、自分に合った仕事効率化の方法が見つかって、自由な時間も増えると思います。

ぜひいろいろな方法を試して、プライベートも仕事も充実した日本語教師を目指してください!

Part1はこちら↓

・授業準備が時短できる方法をまとめた記事はこちら↓

・日本語教師にオススメの本はこちら↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が参考になった!と思ったら、SNS等でシェアしてもらえると嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。

Twitterのフォローはこちらから

下のコメント欄からコメントを投稿される際は、免責事項及びプライバシーポリシーをご確認ください。
コメントの送信を以って、記載内容に同意したものとみなされます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました