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日本語教育能力検定試験に合格したい人にオススメの本5選!

日本語教育能力検定試験の対策本を紹介

日本語教育能力検定試験を受験予定です。どのような本で勉強するのがいいのでしょうか。

日本語教師の現行3資格の1つ、日本語教育能力検定試験(以下「検定」)。

昨年も多くの方が出願されたのではないでしょうか。

日本語教師の3資格について詳しく知りたい方はこちら↓

最近では養成講座修了だけではなく、検定合格も資格として持つ人が増えています。就職の際にも2つの資格を持っているのは武器になりますね。

今回は、これから検定の勉強を進めていく方に、オススメの参考書を紹介したいと思います。

注意

こちらは日本語教師の国家資格「登録日本語教員」のための「日本語教員試験」とは異なります。
日本語教員試験について知りたい方は、こちらをご覧ください。

1. 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版

文法、言語学、日本語教育学、音声など、すべての試験範囲の基本的な知識が網羅された参考書です。
出題頻度が★の数で示されていたり、重要ポイントがマークされていたりするので、効率的に勉強できます。分野ごとの出題傾向などもまとめられています。

解説付きの練習問題もついているし、詳しく勉強したい人向けに、特典としてウェブ資料集も閲覧できるようになっているので、

「1冊だけ買うならコレ」

という総合バランスに長けた本と言えます。

音声もCDとダウンロードの2つの形式で付属してきます。

こんな人にオススメ!
★何冊も買うのはお金もかかるし、1冊でまとめて勉強したい!
★重要な部分や優先的に出題される部分だけ効率的に勉強したい!
★練習問題もやりながら、網羅的に勉強したい!

(著)ヒューマンアカデミー
(出)翔泳社

2. 令和5年度 日本語教育能力検定試験 試験問題

公式から発売されている過去問題です。CD付。
各年度ごとに出版されているので、実際の問題を解きながら自分で傾向と対策をつかみ、実際の試験に慣れたいという方にオススメです。

また、試験時間を測って模擬試験として使うのもオススメです。
「今の自分は実際の試験にどのぐらい対応できるのか?」という目安も知ることができますね。

こんな人にオススメ!
★実際の試験問題に触れて、感覚と傾向をつかみたい!
★自分に今どのぐらいの実力があるのか知りたい!
★実際に解くときのペースを確認しておきたい!

(著)公益財団法人日本国際教育支援協会
(出)凡人社

3. 改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識

幅広く基本的な知識が紹介されている本です。

本の中にも書かれていますが、この本さえあれば合格できる、というスタンスではなく、最低限必要な知識、最初の基礎として身につけておくべき知識を網羅的に説明した本になっています。

ポイントは、初心者でも読みやすいように、分かりやすい表現を使って書かれていることです。特に養成講座等に行っていなくても問題なく理解できるレベルだと思います。

これから日本語教育業界に足を踏み入れようとしている人へ、最初の一冊にオススメです。

こんな人にオススメ!
★ゆくゆくは検定を受けるつもりだが、まずは日本語教育や日本語教師の基本を知りたい!
★幅広く日本語や言語学の基礎知識を身につけたい!
★読みやすくて分かりやすい本がいい…

(著)岡田英夫
(出)アルク

4. 日本語教育 よくわかる音声 

最近では、検定での音声に関する問題の出題ボリュームがやや多めになっています。

ただ

音声器官や口腔図、子音の分類などを見ると

難しそう…

と敬遠してしまう人も多いと思います。

この本のいいところは、他の音声学の本でよくある構成(音声とは?→音声器官の名前→母音→子音→アクセント…のような提出順)をとっていないことです(もちろんそういうものの一覧等も掲載されています)。また、解説も4の「基礎知識」と同様に初心者でも分かりやすいように書かれています

そして、項目ごとに

説明→基本問題→解説→応用問題→解説(もちろん問題は音声ダウンロード付)

という構成になっていて、

勉強して→問題で確認→レベルアップ

というプロセスを繰り返しながら音声の問題に慣れることができるので、音声の部分を集中的に鍛えたい人にはオススメです。

こんな人にオススメ!
★音声の勉強が難しくて分からない…
★音声分野を集中的に勉強して自信をつけたい!
★分かりやすい解説のある本で音声分野の練習問題をたくさん解きたい!

(著)松崎 寛、 河野 俊之
(出)アルク

5. 図表でスッキリわかる 日本語教育能力検定試験 合格キーワード1400 

2021年6月に発売された日本語教育能力検定試験のための新しい用語集です。

見出し語→小見出し語→関連語の3層構造で、出題範囲5区分ごとに掲載されています。

3段階で示された重要度(★)、知識が簡潔にまとめられた図表、各項目ごとに示された関連語とその掲載ページの指示などがこの本のいいところだと思います。

1つ1つの解説は短めですが、その分重要な内容が簡潔にまとめられていて、スポット的に知識を確認したり、関連分野や用語をメモリーツリー的に覚えていく勉強スタイルに向いている本です。

最新知識が詰まっているので、すでに合格した人や、知識をアップデートしたい人にもオススメです。

こんな人にオススメ!
★キーワードが簡潔にまとめられた本がほしい!
★関連分野の言葉をまとめて覚えたい!
★問題集や過去問を解いているときに、用語をチェックしながら勉強を進めたい!
★検定にはすでに合格したけど、最新の知識に触れておきたい!

(著)泉均
(出)晶文社

…いかがでしたか。

検定対策本はいろいろあってどれを買おうか悩んでしまうこともあると思いますが、そのような方に少しでも参考になれば幸いです。

自分の勉強スタイルに合った本を選んで、合格を目指しましょう!

なお、国家資格の創設で日本語教育能力検定試験はどうなっちゃうの?という方は、こちらの記事も併せて読んでみてください↓

オススメの文型辞典・文法書はこちら↓

新人教師の強い味方になる本はこちら↓

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