日本語教師という仕事のいいところ・やりがいを教えてください!
これ、私の過去のツイートを遡ってもらえれば「日本語教師のいいところ」というタイトルをつけて、定期的に呟いていたのが分かると思います。
でも
「そんなのいちいち辿るのめんどくさいよ」
という声が聞こえてきそうなので、サクッと読めるように記事にまとめておきたいと思います。
【Part1】と【Part2】に分けます。今回は【Part1】です。
★現役日本語教師だけどイマイチ楽しさが見出せない
★日本語教師になりたい!もっとモチベーションを上げたい!
★日本語教師しんどい…元気がほしい…
★日本語教師?何それ?
皆さんに日本語教師という仕事の良さを(再)認識してもらうきっかけに、そして明日からの仕事の活力になれば幸いです。
それでは、【Part1】スタートです!
(1)たくさんの国の人と出会えるところ
私は今まで、韓国、中国、ベトナム、インド、タイ、フィリピン、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシア、など…30か国以上の人と出会いました。
珍しいところだとウクライナとか、ガーナ、エクアドルなど…
こんなに多くの国の人と出会える仕事って、他になかなかないと思います。
特に大きな規模の日本語学校で働くと、短い期間で本当に多くの国の人と出会うことができます。
(2)定年がないところ
非常勤やフリーランスなら、日本語教師に定年はありません。
『引退する時は死ぬ時だ』と、かつてイチローが言っていましたが、日本語教師は、やる気さえあれば、それまでのキャリアを生かしながら、それこそ『死ぬまで』できる仕事でもあります。
キャリア50年の人もいれば、70代でデビューする人も普通にいる業界です。
(3)色々な国の文化や習慣が知れるところ
私の国では、今日は『先生の日』なんですよ。先生、いつもありがとうございます
僕の国では、いま『鬼滅の刃』がとても人気ですよ
こういうのって今はSNSでも知れるけど、『生の』声が聞けるのはやっぱり面白いです。
食べ物や文化、習慣、流行など、さまざまな最新情報を学習者から教えてもらうことができますね。
国に帰った学習者が、お土産を買って帰ってきてくれる(←どうでもいいけどこの動詞の4連続難しい)ことも結構あります。
(4)学習者の日本語能力アップの過程が見られるところ
『あいうえお』から始めた学習者が、卒業時にどこまで、そしてどのように日本語を話せるようになるか、プロセスと成長を追っていくことができます。
また、卒業して進学/就職した後も、時々顔を見せに来てくれたり、連絡をくれたりします。
日本で起業したり、結婚したりする人も珍しくありません。
その時は大体、別人みたいになって帰ってきてビックリします(日本語も外見も)。
(5)色々な年齢の人と、同じレベルで働けるところ
(基本的には)定年のない業界です。
20代〜70代ぐらいまで、色々な世代の人とチームティーチングをするのが普通です。
年齢は結構いってるけど新人、という人も全然珍しくありません。
世代を超えて仲良くなれる仕事です。
これは主観ですが外見から年齢が想像できない人も結構多い気がします(笑)。
(6)多様な働き方があるところ
▼常勤、非常勤、フリーランス…
▼国内、海外、オンライン…
▼日本語学校、公教育、企業、個人…
組み合わせは、自由自在で、あなたの好きな働き方を見つけることができます。
これだけ働き方のバリエーションがある仕事は、結構珍しいと思います。
(7)学習者と喜びや感動を分かち合えるところ
大学入試や就職面接、JLPTの合格、学校行事、卒業生の結婚や出産…。
こういうのは小中高の教師も経験すると思いますが、それを色々な国の人たちと分かち合えるっていうのが、日本語教師の良さかなと、私は思います。
(8)語学力が生かせるところ
◇海外で日本語教師
◇国内の日本語学校で通訳・翻訳
◇入学希望者の問い合わせ対応
◇海外営業
◇現地学校とのやり取り
など、語学力を発揮するチャンスはたくさんあります。
でも、語学力が0でも働ける仕事なんだから、面白いですよね。
(9)日本のイメージを変える力を持っているところ
日本語教師は、多くの外国人が初めて(に近いぐらい最初に)出会う日本人です。
だから彼らが日本を好きになるかどうかは、日本語教師の態度や、日本の物や人についての説明の仕方に依るところが結構あるんじゃないか?と思っています。
それだけ責任のある仕事でもありますね。
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日本語教師の給料や仕事事情についてもっと知りたい方はこちら↓
新人教師の強い味方になる本はこちら↓
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…いかがでしたか。
こうやって見ると、日本語教師という仕事は、魅力がたくさんある仕事だと改めて感じます。
まだまだありますが、残りは【Part2】に書きたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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