日本語教師として働く準備はできたのですが、具体的にどのように求人情報を探せばいいのでしょうか。
今回の記事では、日本語教師の求人情報が掲載されているウェブサイトをまとめてご紹介します。
養成講座を修了していよいよ日本語教師デビューに向けて就職活動をする方、転職を考えている方は、参考にしてみてください。
なお、日本語教師養成講座の比較サイトも併せて掲載しているので、
「これから養成講座に通おうと考えているけど、どの講座を選んだらいいかわからない…」
という方は、目次からそちらにジャンプしてみてください。
・日本語教師の求人情報が探せるサイトが見つかる!
・求人サイトごとの特徴や、利用するメリットが分かる!
・日本語教師養成講座の比較サイトが見つかる!
日本語教師求人サイト
国内の法務省告示の日本語教育機関で働く場合、告示基準で定められた資格や学歴が必要です。
詳しくはこちら↓
1. 日本村
日本国内は都道府県別に、海外は国別に求人情報が見られます。
また、学校訪問会や採用説明会の情報も掲載されているので、求人応募前に直接学校の雰囲気を確かめたいという人にも◎です。
Twitterをフォローしておけば、最新の求人情報もお知らせしてくれます。
2. 日本語教育学会
大学の求人情報が多く掲載されているサイトです。
時給や月給のいい仕事が多数。
また、出版社等、日本語教師以外の(日本語教育に関わる)仕事が掲載されているのも魅力です。
日本語教師とは違った形で日本語教育に携わりたいという人にもおすすめです。
学会や日本語教育関連のイベント情報も見ることができます。
3. そうがくしゃ
日本語教育関連の書籍を多く刊行している「そうがくしゃ」が運営している求人サイトです。
求人の更新頻度も高く、応募資格や選考方法、締め切りなどが一目でわかるようになっているので、複数の求人をさっと比較したい人におすすめのサイトです。
4. 日本語オンライン
こちらも日本語教材を刊行している語文研究社が運営する求人サイトです。
あまり動きは活発ではないですが、情報交換用の掲示板が用意されていたり、「日本語ブックス通信(日本語教育関連の新書のお知らせ等を掲載)」のバックナンバーが閲覧できたりします。
5. 日本語教師ジョブ
地域・雇用形態・職種など、様々な条件で絞って求人を探せるサイトです。
学校の写真も掲載されているので、雰囲気を確かめながら求人情報を探せます。
また、会員登録(もちろん無料)しておくと、このサイトから直接求人にエントリーできたり、日本語教育機関からスカウトメールを受け取ったりできます。
6. 日本語教育振興協会
日本語教育振興協会は、出入国在留管理庁が引き継ぐまで、国内の日本語教育機関の審査・証明事業を行っていた団体です。
求人の掲載数はあまり多くないですが、この団体の会員になっている日本語教育機関からの求人情報が掲載されています。
7. LANG JOB(ラングジョブ)
今年の11月から運営が強化され、求人情報の掲載数も増えているサイトです。
このサイトの特徴は、求人情報の掲載だけでなく、キャリアコンサルタントによる転職サポートサービスがあることです。
キャリアや希望に応じた求人情報が紹介してもらえたり、面接対策や、給与・休日交渉のサポートも提供されています。
【番外編】日本語教師養成講座の比較サイト
日本語教師として働くために多くの人が通うのが、日本語教師養成講座です。
文化庁に届出受理された養成講座を修了すると(+大卒学歴必須)、国内の日本語学校で働くことができます(2024年4月からは制度が変わります)。
このセクションでは、日本語教師養成講座の情報を比較しながら閲覧できるウェブサイトを紹介します。
これから養成講座に通おうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本語教師養成講座は様々なものがありますが、実習や模擬授業の時間数が多い講座を選ぶことをおすすめします。実際に日本語教師としてデビューするまでにどれだけ場数を踏んでいるかで、面接の際の模擬授業の出来が、明らかに変わってくるからです。
採用されて実際に教壇に立つときも、多くの実習経験があると余裕を持って授業に取り組めます。個人的な意見ですが、本格的に日本語教師として働きたいなら、実習の時間が少ない学校や、時間数を明確に教えてくれない学校は、どれだけ学費が安くてもやめたほうがいいです。
1. My best|資格スクールおすすめ情報サービス
日本語教師養成講座がランキング形式で掲載されていて、受講形式や受講料、受講期間、教育訓練給付金制度への対応の有無などが一覧で比較できます。
各講座の公式ページにもリンクされているので、このページから様々な講座をのぞいてみるといいと思います。
2. 日本語教師キャリア
こちらは東京の講座限定ですが、多くの日本語教師養成講座の情報が掲載されています。
就職実績や口コミ、開講時間などもまとめられているので、関東在住の方にはおすすめの比較サイトです。
3. グッドスクール|資格取得情報比較
こちらは通信やeラーニング形式で日本語教師の勉強ができる講座を比較検討できるサイトです。
通信と通学型の比較、講座の選び方のポイント、日本語教師になるにはどうすればよいかなども併せて説明されているので、じっくり読むととても参考になると思います。
まとめ
いかがでしたか。
2022年11月現在、日本語教師の求人情報は都市部ではかなり多くなっています。
入国制限が緩和されてから、外国人の入国もおおむね順調に進んでいて、多くの日本語教育機関は在籍者数の回復に喜ぶ一方で、人手不足の状態です。
就活や転職活動をする教師側からすれば、いい学校を選ぶチャンスです。
ぜひご自分に合った日本語教育機関を見つけて、日本語教師としての大きな一歩を踏み出してください。
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